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[インタビューをいただきました]
松永さんは、5年ほど前にお亡くなりになられたご主人のお墓を創りました。
納骨のときの写真。
神主さんにも、「こんなお墓イイね」と褒めて頂きました。

矢田「こんにちは、お久しぶりです。
   納骨以来ですが、その後いかがですか?」
松永「おかげさまで、
    家族みんな元気に過ごしていますよ。
   矢田さんの建ててくれたお墓、
   みんなに好評で、昨日もお墓参りに行って来た所なんです。」
矢田「いやいや、自分達は松永さんのお墓つくりを、ただお手伝いしただけですから。」
松永「それはそうと、隣の隣にお墓が出来たんだけど、 なんだかあっという間に出来てしまって、
   矢田さんはかなり長い時間かけてお墓の工事をしてたのに、
   お隣さんは1、2日で完成してしまってたわ。」
矢田「そうですか。
   腕の良い方なのですぐ完成してしまったのではないでしょうか?
   自分達は段取りが悪いと言うか、結構時間がかかってしまうんですよ。
   ほとんどのお墓が特注の1品モノですし。」
松永「いや、逆に丁寧に工事してくださってる感じがします。
   朝来て、夕方完成では基礎とか心配です。」
矢田「ありがとうございます。
   今日は施工後のアンケートと言うことで、いくつかお聞かせくださいね。」
松永「はい、分かりました。」
 
松永さんのお墓には、
インドの御影石を使いました。
硬度の高い石なので艶もよく、「光沢が他のお墓とは違う。」と喜んでいただいています。

デザインだけでなく、お墓をつくるための技術向上にも力を
注いでおります。
 
矢田「では始めに、自分達矢田石材店の仕事振りについていかがでした?」
松永「もう百点満点、全部良いと思いますよ。」
矢田「ありがとうございます。
   でもこれでは終わってしまうので、もう少し細かくお聞きしたいと思います。
   自分達にお墓を任せようと、決心した一番の決め手はなんでしたか?」
松永「そうですねー・・・
   実は矢田さんのお店に行く前にも、何件か石屋さんを回ったんです。
   でも、ここだっ!ていうお店に出会えなくて。
   それで妹に相談したら、豊田にも良い石屋さんがあるから、
   見に行こうって話になったんです。
   それで矢田さんのお店に来て、お話させてもらったら、
   ああ、この人なら任せられるかなって思ったんです。
矢田「ありがとうございます。
   具体的に、どうしてこの男なら任せられると感じられたんですか?」
松永「地元の石屋さんをね、何件か回ったときに感じたんですけど、
   石屋さんって誠意があまりないなーと感じたんです。」
矢田「誠意ですか。」
松永「ええ。なんかこう、いい加減なのね。
   例えばお見積を頼んでもそれっきりとか、保証書のことをお聞きすると、
   地元の石屋だから信用しろ、とかね・・・・
   売りたい!っていう気持ちがすごく出てて、こっちの話を聞いてくれないんですよ。」
矢田「なるほど・・・
   そんな中、どんなところが自分達には誠意が感じられたのですか?」
松永「まず、矢田さん私の話をよく聞いてくれたでしょう。
   それに、自分がお墓を売るよりも先に、こちらの立場でお墓を考えてくださってるって感じたの。
   例えば、お墓のデザインとかすぐ創ってくれたり、保障のことや、問題がおきたときのことも、
   丁寧に説明してくれたからね。
矢田「いやいや、まあ、自分としては当たり前のことだと思っているんですけどね。」
 
亡くなられたご主人の船を、親柱に彫刻。
「松永家」と彫るのではなく、船の名前「SYOUKOUMARU」とローマ字で彫刻しました。
松永さんの「松」で「ショウ」亡くなられたご主人の名前「一行」さんの「行」で「コウ」船なので「丸」をつけて「ショウコウマル」ご夫婦の思い出深い文字を彫刻させてもらいました。
 
矢田「お墓のデザインなどを決める際に、 一番強く凝ったのはどのあたりでした」
松永「まず普通の和型は嫌だったの。
   洋風のお墓にしようっていうのは、妹や娘とも話して最初から決めていたの。」
矢田「確かにそうでしたよね。
   でも、本家がお年を召された方が多いということで、和風に戻したり、通常のお墓のスタイルに近いものを
   デザインしたりと、結構2転3転しましたよね。」
松永「そうそう。
   矢田さんにはもう、申し訳ないくらい優柔不断なお客でしたよね。」
矢田「いえ、自分としても、納得のいかない状態でお墓を創るよりも、
   とことんお付き合いして納得いただいてから、お墓を創りたいですからね
   まったく気にしていただかなくて良いですよ。」
松永「ありがとう。
   それでね、やっぱり後悔したくないし、中途半端は嫌だなと思ってね。
   結果的に自分の思ったとおりにやって良かったと思ってます。」
矢田「そうですよね。
   一生に一度しかお墓を創るなんてありませんし、お子さん、お孫さんの代まで受け継ぐものですからね。」
松永「そうよね。
   あと、矢田さんが船をどこかに入れましょうって、言ってくれたじゃない。
   すごく良かったと思うし、みんな喜んでる。」
矢田「ありがとうございます。
   船の話をお聞きしたときに、何かしらお墓に取り入れられないかなって思ったんですよ。」
松永「でも、船のカタチのお墓とかにならなくて良かった。
   船そのまんまっ、ていうのもちょっとね。」
矢田「ええ、そうですよね。
   船そのまんまをお墓にしてしまうのは、実はコピーなんですよ。
   自分達はデザインして、お墓に取り入れてゆくことを心がけています。」

最後に松永さん本人、妹さん、そのご主人、
娘さんに入ってもらっての記念撮影。

     良いご縁をありがとうございました。
 
 

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